盗聴アプリで、スマホが盗聴器に変身?

盗聴には、これまで電波式の盗聴器が使われるのが一般的でした。
しかし、一般的とは言っても、電波式の盗聴器を扱うには、専門知識が必要だったりして、盗聴に無関心の人が扱うのにはハードルが高く、盗聴器を気軽に用意しようとする人は少なかったと思います。

ですが、ここ最近、盗聴アプリというスマホアプリが出回っています。このアプリをスマホにインストールすることで、誰でも簡単に盗聴が出来てしまうのです。

盗聴アプリが、どういった物なのか、また、どんなアプリが盗聴アプリとして使われているのか、その特徴と種類について簡単にまとめてみました。

盗聴アプリとして使用できるアプリの特徴
  • バックグラウンドでの録音、再生に対応している。
  • インストールしたことがスマホの所有者に気付かれにくい。
  • ウィジェットで起動が可能。
  • 盗聴としてではなく、別の使用目的がある。
  • 録音を自動設定できる。
  • 外部ストレージ、クラウド、パソコンやスマホと連動できる。



盗聴アプリの種類ですが、大きく分けると、「録音タイプ」と「遠隔操作タイプ」、2つのタイプが確認されています。

「録音タイプ」は音声や動画データを使って後から聞くタイプのアプリで、「遠隔操作タイプ」はリアルタイムに盗聴が出来るタイプのアプリです。

さらに、2つのタイプの中でも、アプリの使用用途によって種類を分けることができます。


盗聴アプリとして使用される可能性がある
アプリの種類
  • 電話の自動応答アプリ
  • 録音再生機能付きボイスレコーダーアプリ
  • 動体検知機能付きカメラアプリ
  • スマホの遠隔操作アプリ


このように、盗聴アプリとして使われるアプリは、元々は別の用途で使用されるアプリです。そして、盗聴アプリとして使われるアプリの中には、隠密性に優れている物もあり、スマホの所有者にアプリが起動していることを気付かせることなく、盗聴ができてしまう物もあります。

この盗聴アプリを使えば、普段何気なく使っているスマホが盗聴器に変身してしまいます。

では、盗聴アプリを使ったスマホの盗聴をどのように防げばいいのか、気になった方もいると思います。

盗聴アプリを使った盗聴を防ぐ方法
  • アプリ毎にセキュリティ設定を行う。
  • アプリのダウンロード履歴を小まめにチェックする。
  • 起動中のアプリ一覧をチェックして不審なアプリが起動していないか調べる。
  • 不審な画像、動画、音声ファイルがストレージ内に保存されていないか。
  • データ通信量が急に増えていないか。
  • バッテリーの持ちが悪くないか。


スマホの盗聴を防ぐ方法に、これらの方法が有効だと思います。
しかし、こちらで紹介した方法で、盗聴アプリを使った盗聴を完全に防ぐことができるか?と聞かれると、万全とは言えません。

その理由は、現段階で盗聴を防ぐことが出来ても、新しいアプリが次から次へとリリースされているため、盗聴アプリと盗聴を防ぎたい人のいたちごっこになっているのが原因です。

また、盗聴アプリは、Android、iPhone、どちらのキャリアでもインストールすることができる盗聴アプリもあります。そのため、「Androidだから大丈夫」、「iPhoneだから関係ない」という認識でいると、あなたも気付かないうちにスマホに盗聴アプリを仕掛けられ、盗聴の被害に遭っているかもしれませんので、注意してください。